あらすじ
愛を信じないクールな御曹司「セント」は、倒産寸前に追い込まれた家族の香水会社を救うという大きな責任を背負っていた。会社を立て直す唯一の方法として彼が目をつけたのは、タイ北部の深い森に暮らし、特別な香りを持つと噂される謎の民族「ムータン族」。セントは新しい香水の“秘密の原料”を求め、彼らを探す旅へ出る。 そこで出会ったのが、美しい容姿と人を惹きつける不思議な香りを持つ青年「ケーソン」だった。その香りに可能性を感じたセントは、本当の目的を隠したままケーソンを都会へ連れ帰り、香水開発に協力させようとする。 しかし、セントが知らなかった秘密があった。ムータン族が持つ香りは、その人物が“恋に落ちたとき”に最も強く美しくなるというのだ。会社を救うためには、ケーソンの心に恋を芽生えさせなければならない。 最初は香水のためだけにケーソンへ近づいたセントだったが、純粋な彼と過ごすうちに、自分自身の心まで少しずつ揺れ始める。愛を信じなかった男と、利用されていることを知らず彼に惹かれていく青年。会社を救うための計画から始まった関係は、本物の恋へと花開くのか――。香りと恋をテーマに描くファンタジー・ロマンスBL。










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