月明かりの下で交わるのは、新しい恋だけではない。忘れたつもりだった過去と、まだ名前を付けられない感情まで、静かに浮かび上がってくる。

GMMTVの新作GLシリーズ『Moonshadow(เงาใต้พระจันทร์)』が、いよいよ本格始動した。

物語の中心となるのは、恋人との別れを経験し、バーの経営に没頭する女性・Janと、歌手として生きるKey。

傷つかないために心を閉ざしていたJanの前にKeyが現れたことで、止まっていた時間が少しずつ動き始める。

しかし、二人の関係は単純な“運命の出会い”では終わらない。Janの過去を知る元恋人の存在が、新しく芽生えた感情に影を落としていく。主演を務めるのはEmi ThasornとBonnie Pattraphus。さらにFilm Rachanunも出演し、三人の間で揺れる複雑な関係が描かれる。

公開されたトレーラーで印象的なのは、派手な事件よりも、視線や沈黙を重ねて感情を見せる落ち着いた雰囲気だ。

愛されたいのに、また傷つくことが怖い。過去を手放したいのに、完全には忘れられない。そんな大人の恋愛が、夜のバーや音楽、月明かりを思わせる映像の中で描かれている。

タイトルの“Moonshadow”は、光があるからこそ生まれる影を意味する。

新しい恋という光に近づくほど、Janが抱えてきた過去の影も濃くなる――そんな作品の構造を象徴するタイトルにも感じられる。

また、初回放送日の8月12日には、centralwOrldで第1話をキャストや監督と鑑賞するイベント「Moonshadow:Under The First Moon」も予定されている。

作品の放送開始をファンと一緒に迎える、GMMTVらしい大規模なスタートになりそうだ。